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Fig-4 Camping Ground, Number of utilizing person per month (1993,‘94,‘95)

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Fig-5 Rental Bicycle, Number of utilizing person per month (1993,‘94,‘95)

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Fig-6 Yacht Training Center, Number of the utilizing person per month (1993,‘94,‘95)

4. 交流活動および調査研究
1. はじめに、にのべたように財団は交流活動や埋立地維持、有効利用等のための事業も、実施するようになっている。
4−1. 交流活動
このような事業は、年1回くらいの割合で実施しているが、平成7年度は、平成8年3月31日までの7日間、若洲海浜公園5周年記念事業として「若洲わくわくランド‘96」を東京都およびテレビ東京との共催で実施した。これらだれでもが参加できる催しであり、PRのためパンフレットを作成するなどして、広く参加をよびかけや、主なイベントは1)ジャンボフリーマーケット2)釣り大会3)サイクルスタンプラリーや交通安全子供自転車競技大会4)ジャンボスライダー5)ヨット体験コーナー6)イエローハット東京レディースオープンゴルフ(有料)であった。
4−2. 調査研究
平成7年度は、若洲海浜公園の基礎的データの収集・分析を目的とし、2件の調査を実施した。以下、調査の概要をしめす。1つは、若洲海浜公園のガス発生調査である。これは、若洲海浜公園内の今後の安全対策や利用方法の資料とするため、ガスの発生状況を調査分析した。その結果、メタンガスは全域で検知されており、今後も当分の間は、安全面で充分に留意する必要があることが確認された。ついで、公園の植栽基盤土壌調査(精査)を行った。これは、当公園の維持管理および改修を行う際の基礎資料とするとともに同様な埋立地の緑化のための参考資料とするため、これまでの土壌調査に基づき詳細に土壌を分析し、現状の把握を行ったものである。その結果、保水力が少なく土壌の固結が著しく植物育成に良好でない数値が出た。また上層に盛られた土壌は概ね良好であるが、下層部は樹木(低木・高木)の根の伸長を阻害している。また、土壌中の酸素不足も植栽樹木の育成に影響していることが推察された。
5. 財政状況
基本的には、若洲海浜公園管理財団は、東京都より当公園施設の管理運営を委託されている。このため当財団の事業の会計は、1)公益事業会計2)受託事業会計3)収益事業会計の3会計からなり、これの会計のもとに予算・決算が作成されている。これにより、受託事業会計は東京都の事業を受託しているものであり、具体的にいえばゴルフ場、ヨット訓練所、キャンプ場等の管理運営がおこなわれる。収益事業会計では当財団が行う収益事業で、たとえば駐車場の使用料、自動販売機や販売店からの収益によるものである。公益事業会計は、前記のガスや植栽の調査を実施するための会計であり、その原資は、当財団の基本財産3億円の利子および収益事業会計からの繰入金である。また、各施設からの利用料に翌月、東京都に納入されるシステムになっている。このような

 

 

 

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